素線径と再生周波数帯域

「ゲンさんのケーブル」は全て、それぞれのケーブルにおける素線径と再生周波数帯域と導体断面積(太さ)の関係を把握して線径構成・導体構成を決定しています。


 どのケーブルでも素線径の細い方が高音域に対応していますし、素線径が太くなるほど低音域に移行して行きます。 


 ラインケーブルであれば、

素線径0.12㎜・0.14㎜・0.16㎜・・・・0.23㎜ と低音域に移行していき、0.26㎜より太くなると低音域にダブ付きが発生します。 

 ラインケーブルの標準は、 線径0.12㎜×14本0.158m㎡ で、この導体構成でしっかりとした低音域まで再生できます。

線径0.12㎜×14本0.158m㎡ は、シェルリード線と同じです。

線径0.1mmの場合は24本で低音域が同じ量感となります。


 スピーカーケーブルでは、

素線径0.26㎜・0.3㎜・0.35㎜・・・・0.6㎜ と低音域に移行していき、0.7㎜より太くなると大型のスピーカーでも低音域にダブ付きが発生します。 

 スピーカーケーブルの標準は、 線径0.26㎜×37本=1,963m㎡ で、この導体構成でしっかりした低音域まで再生できます。 

線径0.23mmの場合は50本で低音域が同じ量感となります。


 電源ケーブルでは、

素線径0.26㎜・0.3㎜・0.35㎜・・・・0.6㎜ と低音域に移行していきますが、太くなればなるほど低音域が増強していきます。

 そうなると、他のケーブルを細くしないと低音域バランスが取れなくなります。

 電源ケーブルの標準は、

 線径0.26㎜×37本=1,963m㎡ で、この導体構成でしっかりした低音域まで再生できます。

線径0.23mmの場合は50本で低音域が同じ量感となります。


ただ電源ケーブルの素線径としては、2.3mm→2.0mm→1.8mm と細くなるほど、高音域が再生されます。

つまり可聴域に対応しています。

電源ケーブル PC23 0.18mm×84本=2.136m㎡


ただ、素線径が細いほどしっかりとした低音域を再生するためには多くの本数が必要となり、本数が増えるほど鮮明さは減衰していきます。

もしくは本数が増えるほど高純度導体の必要があるかもしれません。


実際には、

ワンランク上の空間表現に対応した細い素線径で構成されている市販のケーブルで揃えることは不可能に近いかもしれません。



「ゲンさんのケーブル」は素線径と再生周波数帯域と導体断面積(太さ)を把握しています。


段階的線径構成は少ない本数でワイドレンジに再生します。

素線が1本多いと低音域にダブつきが発生し、1本少ないと低音域が減少することを確認して導体構成を決定しています。


他のケーブルではなかなか聴くことができない、澄んだ空間表現をお聴き頂ければ幸いです。






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