ボーカルの原点
原点なんていうと大げさなんですが、小さいころから歌は大好きでした。
田舎ですので小学校の帰り道には流行歌を唄いながら歩いていました。
今でいう子供向けアイドルの時代ではなかったので低学年でも「ブル~ライトヨコ~ハマ~」でした。(笑)
小学5年生の時は高校生の兄と同室で、兄の聴くコッキーポップを布団の中で聞き始めました。
中学に入るとボーカルで誘われバンドを組みました。
同級生の家でビートルズを聴いたり、フォークからニューミュージックの時代も始まっていました。
高校に入るとイーグルスやビリージョエルなど広く洋楽を聴くようになり、社会に出るとソウルミュージックやJAZZを聴くようになりました。
音楽は続けていました。
ハリーベラフォンテは中学に音楽の授業で一度聴ただけでした。
24歳位から友人の伯父さん(元ジャズマン)に良くレコードを聴かせてもらう様になったのですが、おじさんがハリーベラフォンテのカーネギーホールを掛けてくれました。
リズム・声量・音程・フィーリング・テクニックとかウマいヘタを超えた、慈愛に満ち溢れた歌声に人間の大きさを感じて感動しました。
自分がやってきた音楽はなんだったのか。
この歌声にジャンルなど関係ありませんでした。
゛歌が上手く″ ではなく、こんな歌が歌えるような大きな愛を持った人間になりたいと思ったのです。
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Harry Belafonte Danny Boy
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